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寒い日の星空

Bpo Member

こんにちは。
BPOアルバイトのMです。

今回は寒い時期に楽しめる天体観賞について紹介していきたいと思います。
天体観賞というと、望遠鏡や方位磁石など色々と揃えて街灯のない暗い場所でしか楽しむことができないイメージがありますが、気温の低い冬の夜空は、他の季節に比べて空気が乾燥しており大気中の水蒸気やチリが少ないため、1年の中でも特に星がより明るく輝いてみえる季節なんです。そのため、比較的明るい都心部でも気軽に星空を楽しむことができます。
寒い日の星空
ここからは、冬の星座として有名で見つけやすい星座を紹介していきたいと思います。

★おおいぬ座
・空全体にある1等星の中で最も明るく見つけやすい星シリウスが目印の星座です。
・シリウスは太陽の表面温度6000度よりも熱い表面温度をもっているそう。
・おおいぬ座は、オリオン座の三ツ星の延長線上に見つけることができます。

★オリオン座
・冬の星座の王様とも呼ばれるオリオン座は、1等星である赤く輝く星ベテルギウスと青白く輝く星リゲル、2等星が5つと明るい星が多く見つけやすい星座です。
・星座の中央に横に連なる三つの星が並んだオリオン座の三ツ星は非常に有名で、オリオン座を探す上での目印になります。
・三ツ星の南に位置するオリオン大星雲は、肉眼でもぼんやりとした雲のように見え、天体望遠鏡を使えばさらに美しい姿を観測できるそう。

★こいぬ座
・おおいぬ座の近くに位置するこいぬ座は、明るい1等星プロキオンが目印です。
・こいぬ座は比較的小さな星座ではありますが、目印であるプロキオンは太陽よりも直径が大きい星だそう。
先程紹介した、おおいぬ座のシリウス、オリオン座のベテルギウス、そしてこいぬ座のプロキオンを結ぶと大きな三角形が浮かび上がり、これが冬の大三角形になります。

★ぎょしゃ座
・ぎょしゃ座は、五角形の星の並びが特徴的で、1等星カペラが黄色く輝く星座です。
・カペラは、北の空でよく見える1等星で、一晩中地平線下に沈みにくいため長く観察することができます。

★おうし座
・おうし座は、V字型の星の並びが特徴的な星座です。
・おうし座には、赤く輝く1等星のアルデバランや、有名な車メーカーのロゴのモデルとなったプレアデス星団(すばる)やヒアデス星団など綺麗な星団が存在します。

★ふたご座
・黄道12星座の一つで、ギリシャ神話に登場する双子の兄弟カストルとポルックスの姿を表している星座です。
・オリオン座の北東に位置し、私がブログを書いた3月頃にはすぐ近くに火星も観ることができました。

★冬のダイヤモンド
これまでに紹介した6つすべての星座の中の明るい星、
カペラ(ぎょしゃ座)アルデバラン(おうし座)リゲル(オリオン座)シリウス(おおいぬ座)プロキオン(こいぬ座)ポルックス(ふたご座)を結んでできる大きな六角形を冬のダイヤモンドといいます。


天体観賞の際は、スマホに星座アプリを入れておくと星座に関する知識がなくても簡単に星座をみつけることができるのでおすすめです。
また、スマホで夜空の写真を撮ってみると、肉眼でみるよりもより多くの星を写すことができるため、双眼鏡がなくても気軽に楽しむことができます。

冬の夜空は、明るい星が多くとても賑やかです。さらに今年は、金星や火星も加わりより賑やかな星空を観ることができました。これから暖かくなるにつれ冬の夜空とはまた違った星を楽しむことができます。皆さんもぜひ今日はゆっくりと星空を眺めてみてはいかがでしょうか。

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