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想像の拡張? - 火の鳥マンガローグ体験後編

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こんにちは
CSチームのYです。

このブログは後編になります。
前編はぜひこちらからどうぞ。

さて、前編では火の鳥マンガローグでの体験について書いていきました。後半では『火の鳥 未来編』の内容から昨今のAI全盛期において、自分とAIの向き合い方について書いていければと思います。
前編同様、ストーリーの内容に触れていきますので、気になる方はご注意ください。


あらすじは火の鳥マンガローグの特設ページから引用します。
西暦3404年、地球は死にかかっており、人類は深い地下に都市国家を建造して、そこに住んでいました。
メガロポリス・ヤマトの二級人類戦士・山之辺マサトは、宇宙生物ムーピーの変身した娘タマミを隠していたために、当局から追われることになります。
マサトとタマミは、メガロポリス・レングードへ亡命しようと、荒れ果てた地上へと脱出し、火の鳥にみちびかれて、猿田博士のドームにたどり着きました。猿田博士は、そこで絶滅した生物をよみがえらせようと、ひとり人工生命の研究をしていたのです。
一方、地下都市では、ついに最終戦争が勃発し、人類は絶滅してしまいました。

あらすじの最後にもあるように、戦争によって人類が絶滅するのですが(しかもストーリーの1/3くらいのタイミングで)、そのきっかけのひとつにヤマトの総指揮者である電子頭脳「ハレルヤ」とレングードの総指揮者である電子頭脳「ダニューバー」が対立したことがあります。ヤマトもレングードも電子頭脳、つまり現代でいうAIが国の方針を全て決定する絶対的な存在として描かれています。

この作品が書かれたのは1967年〜1968年にかけて。その頃といえば新・三種の神器(カラーテレビ・自動車・クーラー)が出てきた時代らしく、AI(電子頭脳)の概念自体がまさにSF、遠い未来の話だったのではないかと思います。(実際はそこから50〜60年後にAIが当たり前の世界になるわけですが)そんな時代にまるで未来を言い当てるかのようなストーリーが書かれていたことに驚きを隠せません。


現代はAI全盛期と言ってもいいでしょう。SNSを見れば日々AIにまつわる内容のものを見ます。近い未来、人間の仕事のほとんどはAIに奪われてしまうなんて話も聞きます。でも、AIに奪われるなんて被害者面で言ってますが、それを選択するのは人間なんじゃないかと思う自分がいます。
人間は楽をすることが大好きです。私ももれなく楽をすることが大好きです。楽、サイコー!
そしてAIは楽です。困っていること、わからないことがあれば答えを出してくれます。でもその答えは正解とは限りません。たとえその回答が正解だとしても、その回答を採用することが正しいとは言えないと常々思います。日々自分を取り巻く環境、状況、立場、これらはそんなに単純なものではなくて、いろんなものの折り合いとバランスによって正解というものが流動的なものであるように私は思うからです。
そしてなにより、私が尊敬する人たちはみんな楽じゃない道を歩んでいるように見えます。

かといって、AIをまるっきり否定するつもりはないです。自分自身仕事でも使ってるし。ただ私はAIを上手に使える自信がないので、頼りきらないようにしようと決めています。あくまで、こういう意見もあるんだなみたいな、まあ、それはあんまり良くないかもねとか思いながら付き合ってます。他所のグリンゴより自分を信じたいと思っているからです。(そういえば手塚治虫にも『グリンゴ』という作品がありましたね!)

火の鳥マンガローグ

猿田博士はハレルヤとダニューバーの対立によって戦争が決まった時、こう言います。

「なぜ 機械のいうことなどきいたのだ!なぜ人間が自分の頭で判断しなかった ええっ?」

Chat GPT、Gemini、Claude、Copilot...現代では様々なAIがあたかも「相棒」のような面をして、私たちの生活のそばにあり続けています。
『火の鳥 未来編』が予言書にならないような未来を望むばかりです。

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