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デザインノート 文字選びと文字組み

Creative Member

デザイン部のYです。

『デザインノート No.91』(誠文堂新光社)、ものすごく久しぶりに買いました。

文字選びと文字組みの特集だったのですが、

書体設計士の鳥海修さん主催の文字塾の作品が掲載されていたり、

とある雑誌のInDesign用の文字組設定とかが公開されていたりと面白かったのです。

鳥海修(とりのうみおさむ)さんは、ヒラギノフォントや遊ゴシック、遊明朝など多くの書体開発に関わっている人です。

鳥海さんの名前を知らなくても、ヒラギノや遊ゴシックの名前は聞いたことがあるのではないでしょうか。

グラフィックをやっている人はこのフォントがないと仕事できないくらいですから、本当にお世話になりまくっています。

ちなみにヒラギノフォントのヒラギノは、京都市北区の鴨川左岸にある地名、柊野(ひらぎの)に由来しているみたいです(マニアック笑)

また、近年では日本語を英語にした印刷物などを手がける機会が増えている状況から、

日本人が勘違いしやすい英語での組版ルールも掲載されていて、大変参考になりました。

blog_200608_2.png

上)固有名詞を全て大文字で表記するのがよくない理由は、大声で叫んでいるように見えるから

下)半角英数字の中に全角が入るのは読みづらく、「〜」も英語圏では見慣れないので×

新卒のデザイナーが入社する時期でもあるので、

恥ずかしくない仕事をするためにも、オススメの特集でした。

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