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永遠のデザインとことば

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こんにちは、デザインチームのSです!
早い梅⾬明けと同時にかなり暑くなってきましたね、熱中症にならないよう体
調管理には⼗分に気をつけましょう!!

今回は2回⽬のブログ更新ということで、最近買った書籍についての記事をお
話させていただきます。

突然ですが、皆さまは⼩さい頃に読んでいた絵本は覚えていますでしょうか?
私はお気に⼊りの絵本がいくつかありましたが中でも1番読んでいた記憶があ
るのは『ミッフィーの絵本』です。

ミッフィーとはオランダで⽣まれたウサギのキャラクターで、ナインチェ・プ
ラウスと呼ばれています。⽇本では1965年にうさこちゃんと翻訳された絵本が
出版され、多くの国で親しまれているキャラクターです。

そんな世界中の⽼若男⼥から愛され続けるミッフィーを誕⽣させたのは、絵本
作家・グラフィックデザイナーとして世界的に活躍したディック・ブルーナで
す。

ディック・ブルーナは1927年にオランダ、ユトレヒトで⽣まれ、⽗親が経営す
る出版社で2000冊以上のブックカバーデザインを制作し、120作以上の絵本は
世界50ヶ国語以上に翻訳され、8500万部以上のロングセラーとなっています。

私は本屋へ⽴ち寄った際、彼の名⾔集『永遠のデザインとことば』を⾒つけま
した。表紙デザインを⾒て、ベタ塗りの背景の中央に親しみのあるキャラクタ
ー、⼤胆な余⽩のある構成から⼩さい頃読んでいた絵本を思い出し、懐かしい
気持ちになり、読んでみようと⼿に取りました。

本の表紙

左ページにはブルーナのインタビュー集、右ページにはブルーナの作品や
ミッフィーなどキャラクターのイラストが載っており、ブルーナの仕事観・⼈
⽣観とかわいいイラストが⾒開きで楽しめる⼀冊となっていました。

また、ブルーナカラーと呼ばれる⾚・⻘・緑・⻩⾊・茶⾊・グレーそれぞれに
込める⾊の意味について、少し震えた⼿書き線、そしてシンプルで
な構成といったデザインへのこだわりを深く理解することができました。

こういった⾃分のスタイルを確⽴していくことも多くの努⼒が必要とします。
それを象徴する⾔葉として私が感銘を受けた⾔葉がありました。

「その頃、私は必死になって、⾃分が何をしたいのかを模索していました。あ
らゆるテクニックや可能性について学び、試しました。オリジナルのスタイ
ルを⾒つけたかったのです。」※

この本を読み、夢を追いかけることや⽇常⽣活の⼤切についても感じることが
できました。デザイナーを⽬指す⼈だけではなく、沢⼭の⼈に響く⾔葉が詰ま
っています。私も今後、多くの場⾯で利⽤する機会がありそうな予感です!!
皆さまもぜひ⼿に取ってみてください!

※「永遠のデザインとことば」KADOKAWA,2022 年,p.54

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