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思考の整理学

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あけましておめでとうございます!!

旧年中は、株式会社サフィックスに多大なるご尽力をいただき、誠にありがとうございます。
本年も、どうぞよろしくお願いいたします。


CSチームのYです。
今回、二度目のブログ作成となりました。
1回目から3ヶ月くらい経ったかと思うのですが、最初は大変だったお仕事もだんだん慣れつつ、
BPOのビの字も知らなかった私はやっとBPOとはなんぞやと理解できてきたように思います。

思考の整理学

さて、今回はタイトルにもある通り、外山滋比古の『思考の整理学』について書きたいと思います。
私は某大学の文学部を卒業しています。卒業のタイミングで、ゼミの先生から社会人に向けておすすめしたい本をリスト化したものをいただきました。『思考の整理学』とはそのリストの中にあった1冊です。
この本は、そのタイトルが示す通り「思考」「アイデア」とは何か、どのように「思考」を「整理」させるのかが、具体的な例とともに書かれています。1節が大体6ページくらいでまとめられているので、文章や例も明快でサクサク読んでいける印象でした。

外山氏曰く、現代社会は「つよい学校信仰」をもつとし、教師や教科書による学校教育全体を「グライダー」に例えます。しかし、「新しい文化の創造」には飛行機能力が不可欠であり、グライダー兼飛行機のような人間になるためには何が必要なのかという問いから『思考の整理学』は始まります。
飛行機のような人間になるためのヒントが「アイデア」に隠されているということなのですが、クリエイティブな事柄に関わらず「アイデア」は何事にも重要に思います。
仕事をしていると必ず何か課題に直面し、その課題はどうすれば解決するのか考え、思いついた解決策を実践する。大まかにはこの繰り返しかと思います。この、「その課題はどうすれば解決するのか考え」る時に『思考の整理学』が役立ちます。


この本を読んでいると、大切なのは思考を「言語化すること(=話す・喋ること)」、そして「忘れること」が重要であるということがわかります。

前者はわかりやすいでしょうか。実際、こうしてブログを書いていると自分が何を書きたいのか、何を考えているのかが書きながら明確になっていくように思います。『メモの魔術』という本も一時期話題になりましたよね。

比べて「忘れる」というのは意外に感じました。何かわからないことを思考している時、一旦その思考を寝かせてあげると、ふとした時に全く別のアイディア(読書、テレビ、エトセトラ...)と結びついて新しいアイディアが思いつく。外山氏は思考を素材、外部のアイディアを酵素としてこれをビールの「発酵」に例えています。

「言語化すること」と「忘れること」、仕事をする上で忘れっぱなしはかなりまずいですが、何か壁にぶつかった時、この二つを意識してみたいと思いました。

『思考の整理学』、ぜひ皆さんも読んでみてください。

   

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